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編集
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マルチカム編集の基本
同期・アングル切り替え・仕上げ

2台以上のカメラで撮った映像を、再生しながら数字キーでアングルを切り替える——これがマルチカム編集です。 対談・ライブ・演奏など“同時に起きたこと”を、スイッチングするように編集できます。手順とつまずきどころを一気に整理します。

この記事のゴール ① 複数カメラ素材を音声波形で同期し、② マルチカメラソースシーケンスを作り、 ③ マルチカメラモニターで数字キーでアングルを切り替え、④ 後から差し替え・仕上げるまでを理解すること。

撮影時の“たった一つ”の準備

マルチカム成功の9割は撮影で決まります。それは全カメラで同じ音を録っておくこと。 各カメラの内蔵マイクをオンにして共通の音(会話・拍手など)を拾っておけば、あとで音声波形でピタッと同期できます。 この音は同期用なので、最終的には良いマイクの音に差し替えてOKです。

手順:同期からシーケンス作成まで

  1. カメラごとに色ラベルを付ける プロジェクトパネルでクリップに色ラベルを。後で「どれがどのカメラか」が一目で分かります。
  2. クリップを選んで同期 複数クリップを選択 → 右クリック →「マルチカメラソースシーケンスを作成」。同期方法を選びます。
  3. 同期方法は“音声”が基本 タイムコードが揃っていれば「タイムコード」、そうでなければ「オーディオ(波形)」で自動同期。個人撮影は音声同期が現実的です。
  4. 編集用シーケンスを作る できたマルチカメラソースクリップを右クリック →「クリップから新規シーケンス」。各カメラがトラックに並びます。
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数字キーでスイッチング

プログラムモニターの「マルチカメラ表示」ボタンをオンにすると、全カメラが分割表示されます。 あとは再生しながら、キーボードの数字キー(1・2・3…)を押すだけ。押した瞬間にそのカメラへ切り替わり、まるで生放送のスイッチャーのように編集できます。

  • 録画(切り替え記録)してから、後で細部を微調整する流れが基本。
  • 切り替えた点はカット編集点として残るので、後からアングルの差し替えも可能
  • 切り替えは映像だけ。音声は良いマイクのトラックに固定しておくと安定します。

仕上げのコツ

  • 切り替えすぎない:頻繁に切ると目が疲れる。会話の“番”で切るのが自然。
  • J・Lカットと併用:音を先/後に流すと、アングル切り替えがなめらかに(J・Lカットの記事)。
  • 色を揃える:カメラごとに色味が違うので、最後にカラーを合わせる(Lumetri徹底解説)。
  • 重ければプロキシ:多カメラは重い。プロキシ運用で軽くしましょう。
つまずきポイント ・同期がズレる → 共通の音が小さい/無い。撮影時に必ず同じ音を録る。
・どれがどのカメラか分からない → 事前に色ラベル。
・切り替えが効かない → マルチカメラ表示がオンか、シーケンスが正しく作られているか確認。
・カクつく → プロキシ+再生解像度を下げる。

よくある質問

カメラは何台まで同期できる?

実用上は数台〜十数台まで可能です。増えるほど処理は重くなるので、プロキシ運用が前提になります。まずは2〜3台で流れを掴むのがおすすめです。

タイムコードと音声、どちらで同期すべき?

業務用機材でタイムコードが揃うならタイムコードが確実。個人撮影で機材がバラバラなら音声波形同期が現実的です。共通の音さえあれば十分な精度で合います。

後からアングルを変えられる?

変えられます。切り替え点を選んで別カメラに差し替え可能。まずラフに切り替え記録し、後から丁寧に直す流れが効率的です。

まとめ

マルチカムは「共通の音を録る → 音声で同期 → マルチカメラ表示 → 数字キーで切り替え → 後から微調整」。 一度流れを覚えれば、対談やライブが驚くほど速く、そして“プロの番組っぽく”編集できます。まずは2カメラから試してみてください。

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この記事は英語の一次情報をもとに検証・再構成したものです。UIや名称はバージョンにより異なる場合があります。