写真・静止画の使い方
サイズ・表示時間・ゆっくり動かす(Ken Burns)
写真・ロゴ・図解などの静止画は、動画に情報や彩りを足す強い味方。ただ、そのまま置くと大きすぎ・小さすぎ・黒帯になりがち。 この記事では初心者向けに、サイズ合わせ・表示時間・ゆっくり動かすKen Burns効果までをまとめます。動きの詳しい話はキーフレーム&イージング(中級)へ。
読み込みと配置
写真ファイル(JPG・PNGなど)は、動画素材と同じくプロジェクトパネルにドラッグして読み込み、タイムラインに並べます。 1枚が長すぎ/短すぎると感じたら、クリップの端をドラッグして表示時間を調整します。
たくさんの写真を等間隔で並べたいときは、静止画のデフォルト表示時間(環境設定>タイムライン)を先に決めておくと、読み込み時から一定の長さになって楽です。
サイズを画面に合わせる
写真は動画と解像度も縦横比も違うことが多く、そのままだと画面より大きかったり、周りに黒い余白(黒帯)が出ます。合わせ方は2つ。
| 操作(右クリック) | 結果 | 使いどころ |
|---|---|---|
| フレームサイズに合わせる | 画面内に収まるように調整(黒帯が出ることあり) | 写真全体を見せたい |
| フレームサイズにスケール | 画面を埋めるように拡大(端が切れることあり) | 黒帯を出したくない |
さらに微調整したいときは、クリップを選んでエフェクトコントロールのスケール・位置で手動調整します。
ゆっくり動かす「Ken Burns」効果
止まった写真は、少し動かすだけで映像になじみます。定番がKen Burns(ケン・バーンズ)効果——写真をゆっくりズーム/パン(移動)させる手法です。作り方はかんたん。
- 写真クリップを選び、エフェクトコントロールを開く。
- 写真の始まりでスケール(と位置)にキーフレームを打つ(例:スケール105)。
- 写真の終わりでスケールを少し変える(例:115)。これでゆっくり寄る動きに。
- キーフレームを右クリックしてイーズイン/イーズアウトを付けると、動きが上品になる。
動きはごく控えめが上品。大きく速く動かすと安っぽくなります。数秒かけて数%だけ寄る、くらいがちょうどいい塩梅です。 キーフレームやイーズの仕組みはキーフレーム&イージング(中級)で詳しく解説しています。
・周りに黒帯が出る → 「フレームサイズにスケール」で画面を埋める(端は切れる)。
・拡大したらボヤける → 元画像の解像度不足。動画の解像度以上の写真を使う。Ken Burnsは元が大きいほど安全。
・動きがカクつく/機械的 → キーフレームにイーズを付ける。動きは控えめに。
よくある質問
写真1枚は何秒くらい表示すればいい?
内容にもよりますが、3〜5秒が目安。ナレーションや字幕に合わせて調整しましょう。等間隔にしたいならデフォルト表示時間を先に設定すると楽です。
「合わせる」と「スケール」どっちを使う?
全体を見せたいなら「フレームサイズに合わせる」、黒帯を出したくないなら「フレームサイズにスケール」。写真の縦横比と用途で選びます。
ロゴを重ねたいときは?
背景が透明なPNGを使い、映像の1つ上のトラックに置きます。位置・スケールで調整。テロップと同じ感覚で扱えます(テロップの入れ方も参考に)。
次に読むべき記事は?
動きを極めるならキーフレーム&イージング(中級)、SNS縦動画へはオートリフレーム(中級)、書き出しは書き出しの超入門へ。
まとめ
写真・静止画は「読み込む → フレームに合わせる → 表示時間を整える → Ken Burnsで控えめに動かす」。 止まった1枚も、少しの動きと適切なサイズ合わせで、ぐっと映像らしくなります。まずは写真1枚を画面に合わせて、ゆっくり寄せる動きを付けてみましょう。
画面や項目名はバージョンや言語設定により異なる場合があります。まずは写真1枚をフレームに合わせて、控えめに動かしてみましょう。